- シェアメイトからのセクハラ
- 部屋が汚い
- 聞いていない追加の料金を請求された
- 退去時にボンド(保証金)が返ってこない など
Web検索してみるとこういった不安にしかならない内容が出てくる、
海外での”シェアハウス問題“。。。
こういったトラブルに巻き込まれないようにする対処法はたった1つ。
3年間で約10回引っ越しを行い、
違法なリビングシェア~オウンルームまで全ての部屋タイプを住んできたボクですら、
最初は様々なトラブルに巻き込まれました。
一番やばいのは次の日に家を出ていけとシェアメイト全員が追い出され、一時的ではありますが”ホームレス“になったことも。。。
この記事では実際におこったトラブル体験と、
それを事前に防げるように
インスペクション時に注意すべきポイントを紹介していこうと思います。
オーストラリアのシェアハウスで起こったトラブル5選
実際に体験したありえないトラブル
- MAX11の家にトイレとシャワーがたった一つだけ
- 女友達がフラットメイトのインド人に、突然セクハラされる
- 退去時支払っていたボンド(保証金)が返されない
- 大規模な盗難事件で部屋から全員がキックアウトされる
- ルームメイトが薬物使用者
一つずつ詳しくみていってみましょう。
①MAX11人の家にトイレとシャワーがたった一つだけ……。
これは僕がオーストラリア留学で初めて住んだシェアハウスで起こったトラブルです。
シェアハウス自体は日系サイトで見つけました。
たくさんある物件情報の中で、なぜかその部屋のページは英語で書いていたため、
「もしかしたら英語の勉強にもなるかもしれない」と意識高く選んだ部屋でした。
11人住みということで部屋自体も窮屈に感じていたのですが、
最も悪かったのはこの人数に対してユニットバスが1つだけということです。
朝の時間や急いでる時ですらトイレor シャワーを誰かが使用しているので、口が裂けても快適とは言えない環境でした。
- 日経サイトに載っている
- 大人数で住んでいる
- リビングシェアがあるような違法物件
- 金額が他物件に比べて格安
現在かなり数が少なくなっていると思いますが、上記のような項目が全て揃うような物件は要注意です。全くオススメしませんし、ストレスが溜まるだけでせっかくの留学生活が台無しになります。
②女友達がフラットメイトのインド人に、突然セクハラされる
これは僕が言っていた語学学校の日本人女友達から直接聞いたことで少し衝撃的でした。
彼女はオウンルームで一人で部屋を使える環境を整えていたのですが、
ある日鍵を閉め忘れて夜中眠っていると、フラットメイトだったインド人男性が突然部屋に入ってきて、セクハラを受けてしまったらしいです。
非常にショッキングな内容ですが、男女一緒に住むということはこういったリスクもあることを考慮しておくといいかもしれません。
選択肢の1つとして、”女性専用のシェアハウス” というのもあります。
何か起こってからでは遅いので、出来る限り用心深く物件を探してみてください。
③退去時支払っていたボンド(保証金)が返されない
これは①で紹介した物件で起こったのですが、
退去時にオーナーから特にボンド(保証金)の返却について話もなく、そのまま退去手続きを終了させられそうになりました。
僕はそこで、入居当時のボンドを支払うタイミングでレシートを書いてもらっていたので、それをオーナーに「これ何か覚えているか?」と半沢直樹バリに攻めたところ、悔しそうな顔をして、しっかりボンドを返却してくれました。
残念ながら契約書がないシェアハウスは多いと思いますが、こういった金銭のやりとりに関しては神経質なほど気をつけて行う方が良いかと思います。
レシートには必ず、下記ポイントを記載するようにお願いしましょう!!
- オーナーの名前
- 金額
- 日付
- サイン
④大規模な盗難事件で部屋から全員がキックアウトされる
こちらもシドニーで10人以上のとても大きな物件でシェアハウスをしていた時のことです。
ある日突然日本人女性が、リビングルームで泣きじゃくっていました。
理由を聞いてみると、「部屋のスーツケースに入れていた20万以上の日本円現金が盗難にあった」とのこと。
その後別のフラットメイトも現金や貴金属などが盗難に遭っていることが数件確認され、オーナーを含め大々的なフラット会議を開くことになりました。
オーナーは、あらゆる手を使い実行犯を探しましたが、その証拠となりそうなものは見つからず、最終的な判断として全メンバーを翌日に部屋からキックアウトすることし、僕たちは家を追い出される形で、住処を失いました。
非常にレアなケースですが、たとえシェアハウス内といっても貴重品の管理は厳重にすることを忘れないでください。
⑤ルームメイトが薬物使用者
もちろんオーストラリアでも違法ではありますが、マリファナなどの薬物の使用は日本より広がっています。
メルボルンの2人部屋でシェアハウスをしていた頃、
フラットメイトであるベトナム人の男子学生は薬物のヘビーユーザーで、
薬物でハイになった状態で、深夜に家に帰ってくることも多く、
物音を立てたり、大きな声で電話をしたりと周りを考えない行動をよくとっておりました。
特に部屋をシェアする場合はどんな人間と過ごすことになるか確認することも非常に大切なポイントだと感じました。
初回インスペクションの際にチェックする項目
このように様々な経験をした僕は引っ越しの際、必ず下記のポイントをオーナーと一緒に確認するようにしています。
- 部屋に鍵が付いているか
- 自分専用の鍵を渡してもらえるか?
- 現状何人住んでいて、MAX何人住むことができるのか
- シャワーの強弱、トイレの数
- 提示してきている費用以外でお金はかかるか?(共通で使うゴミ袋や洗剤なども)
- 契約時と退却時の仕方
- 家賃の支払い方法
- オーナーはそこに住んでいるのか
- 現在住んでいるフラットメイトについて
- ボンドを渡す時、必ずレシートをもらい花見離さずなくさないように。退去時まで持っておくことで実際に受け取ったことを証明する。サインをもらうことを忘れないように。
- 掃除当番など与えられる業務などはあるか?
少し確認する項目が多く几帳面に見えるかもしれませんが、家は毎晩帰ってきて、リラックスができるスペースです。慣れない異国の地で楽しむためにこういった日常環境をしっかり整えることも非常に大事だと思います。
家環境を整える=安全で楽しい留学生活
Web検索するといろいろなトラブルやネガティブな情報が多いシェアハウスですが、
注意するところをしっかりおさえて確認することで、
フラットメイトと友達になれたり、ハウスパーティーなどで文化交流ができたりと、とても良い機会を作ることもできます。
遠い日本からはるばるがやってきたこのオーストラリアで留学生活を思う存分楽しめるように部屋選びには注意をしていきましょう!
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実際の部屋の探し方については記事を今作成しているので、お待ちください!
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